障害者支援の盲点
皆さんこんにちは。
先日、親しくしている方と
お話をしていて気づかされたことがあります。
障害者支援は、当事者の障害特性や
ニーズによっては
全く使い物にならないことがあるようです。
例えばグループホーム。
1人暮らしが不安な方のための施設ですが、
対人関係の悩みを抱える方や
人見知りの方には向かないかもしれません。
見ず知らずの利用者たちと暮らすのは
かえって憂鬱になると話していました。
他の例としては、就労継続支援。
B型とA型の落差が大きいと思います。
B型は週3日以下、1日5時間程度で
利用できるのに対し、
A型は週5日、1日5・6時間程度と
日数も時間も長いのです。
パートやアルバイトのように、
週2・3日、1日4時間程度から
慣らしたい人もいるのに。
パートやアルバイトより
就労継続支援の方が条件が厳しく
逆転してしまっているのは
明らかにおかしいです。
支援という名の切り捨てのような
気がしてなりません。
ではなぜこのような、
おかしな支援が行われてしまうのでしょうか。
私としては、支援策を作っている人の多くが
健常者だからだと思うのです。
市役所職員を見ても
障害者はいないか、いても身体障碍者がごくわずかです。
今日から障害者雇用に関する法律が改正されているので、
これを機会に、市役所や県庁に
当事者目線の支援策作りを
していただきたいものです。
障害者支援があったとしても
障害特性上使えない人がいたら
お金がもったいないですし、
使える人との格差が出てしまうのは、
おかしい話です。