どこかで今も、生まれつきの髪が…
どこかで今も、苦しむ人たちがいる。
苦しみを通り越して、人生を壊された人もいる。
大阪府立高校の黒染め強要問題で、改めて認識させられました。
そして何より、学校側と闘うのが正解とは限らないということ。
問題のある学校から、逃げることも大切なのだと考えさせられました。
黒染めを強要されなかった幸せ者の私は、
何て愚かなのでしょう。
本当に苦しむ人のことを、何一つ知らないでいました。
受験前に志望校の実態を把握しようにも、
真実を知る生徒が不登校に追いやられていたり、
周囲の生徒に口外しないよう圧力がかけられていれば
把握しようがありませんね。
これは学校による、一種の証拠隠滅のような気がします。
黒染めを強要する学校に入学してしまったら、
むやみに登校せず、転校や高卒認定試験という選択肢を検討する。
通学し続けて身体も心も壊れてしまう学校は、強制収容所と同じです。
昨日帰宅してからニュースを見て、
自分のことのように苦しみもがきました。
無駄かもしれないと思いつつも、
お問い合わせフォームから大阪府に意見を投じました。
私は黙っていられなくなり、殻を一枚破ったのです。
大阪の女子高生さん、あなたを踏み台にしてしまって
ごめんなさい。
あなたが戦いに勝つことを、心から願っています。
関東の生まれつき茶髪先輩より。
読んで不快に思われた方、申し訳ないことでございました。