発達障害と付き合う、生まれつき茶髪のブログ

発達障害、生まれつき茶髪、左利き…色々なものを持つ女

スポーツ強制反対!

1億総スポーツ社会が話題になっているようですが、強制お断り!

 

私は小学生の頃から運動やスポーツは苦手で嫌いでした。

第一に、周りと比べてできないこと大きなストレスでした。

同級生たちからもっと頑張れと言われても、どう頑張ったらできるようになるのか

わからないからかえってストレスになりました。

ボールの投げ方が変だとか、走り方が変だとか周りに指摘されるばかりでした。

(そんなに指摘されても、解決策が分からないのです。)

 

第二に、速い球を投げられる同級生が怖くて仕方なかったのです。

ドッジボールにせよバレーボールにせよ、何度顔にボールを当てられ泣いたことか。

顔に当たらなくても手に当たって突き指して、指1本丸ごと紫色に変色

怖い思いをしている人がいるというのに、

小学校にはクラス対抗のドッジボール大会がありました。

奇数学年だと一歳上の偶数学年と対戦することになるため

余計に怖いのです。

こんな経験があって、卓球とバドミントン以外の球技は今も嫌いです。

 

私としては、学校に通っている間はスポーツを好きになれないと思います。

周りに比較対象がいてなおかつ強い子がいることで、

できない・怖いの二重苦にさらされる子が出てしまうのです。

また体育の授業によってスポーツ嫌いになる場合もあります。

授業で習い始めの頃は水泳と柔道も嫌いでした。

 

水泳の授業で先生方は、最初にクロールを覚えさせようと指導するようです。

私はどうしても横の息継ぎが出来ず、学生時代はクロールに苦しめられました。

個人でプールに行きクロールの練習をしたことがありますが、

見ず知らずの大人から通りすがりに指摘され

練習すらストレスになりました。

10代後半のある夏、個人でプールに行き、クロールを捨てる決意をしました。

そして平泳ぎの手と足をゼロから自主練習したところ、

わずか3日前後で泳げるようになったのです。

 

柔道では大腰に苦しめられましたが、こちらも捨てて背負い投げに挑戦したところ、

ほんの2回程度で大成功でした。

 

先生方の教える順番のこだわりによって苦しむ生徒がいますから、

どうか順番に指定がないのであればこだわりを捨てていただけないでしょうか。

 

周りからのからかいや恐怖、先生方からのこだわりに

板挟みにされた状態でスポーツを好きになることは

できないと、私は思います。