あなたに合うのは あなたの道

生まれつき茶髪で、左利きで、

発達障害で、

どこもかしこも普通と違っていたから

今の私は存在しているのだと思います。

物心ついた時から、

我が道を歩いていたのかもしれません。

周りのみんなと群がることは少なく、

食事は自分のペースで食べていました。

友達はほんの一握り。

気の合う人がいなきゃ、単独行動。

涙が込み上げれば、ためらわず出しました。

怒りが沸いたら、心の中で爆発させました。

周りの同級生たちの中には

快く思わない人はいくらでもいます。

周りの大人たちの中には

みんなと同じ道に

引きずり込もうとする人がいくらでもいます。

私は、全てにおいてとは

言い切れませんが

迷惑がかからない程度に

マイペースを貫き

みんなが間違っていると思えば

自分に従っていたような気がします。

友達ができないなら、

作らなくていいのです。

１人でその場にいられるだけで

あなたは十分強いです。

集団に流されて、

いじめの片棒などを一緒に担がされ

誰かを傷つけるよりはずっと幸せです。

食事だって、みんなと同じように

食べきらなくたっていいのです。

食べられる量も、口に合う味も

違っているのが当然ですから、

同じように食べられないのが普通です。

若くして涙もろくてもいいのです。

涙が出そうなときは、

ためらわず出してしまいましょう。

人前でも職場でも、

仕事や会話ができる程度に

出してしまいましょう。

みんなが我慢しているからと、

自分の感情に嘘をついていい理由には

なりません。

後で泣こうと思ったときに

泣けなかったら悔しいですし、

発散できたはずのストレスが

溜まってしまうのは余計に悪影響です。

みんなと同じ道が合わなかったら、

自分で道を作って歩けばいいと思います。

無理にみんなと同じ道を歩いて、

自分だけ落とし穴を避けきれなかったら

格好悪いでしょう？

あなたに合うのは、あなたの道しか

ありません。