ありのままが許されないなんて
やりたいことのために、
自分の生まれ持ったものを捨てなければならないなんて、
悔しくてしかたがない。日本社会はおかしい。
上記のニュースを読んで改めて感じた。
今回は上記の記事を引用して、感じたことをまとめてみる。
女性は今、再び髪を黒く染めようと思っている。冬に入社が内定している航空会社で働くためだ。何度も迷ったが、夢のためと割り切った。
どこの航空会社か分からないが、
心当たりのある会社は、彼女をありのままの姿で働かせてほしい。
お客様のために、社員の人権を奪う航空会社なんて
どこか分かったら私は使いたくない。
幼少時は特に色が明るく、海外旅行では入国審査で「本当に日本人なのか」と疑われた。
これは、航空会社をはじめとする、海外と関わりのある人や企業が、
海外にまで『日本人=黒髪』という誤った価値観を
植え付けてしまっているのような気がするのだが。私だけか?
「黒く染めてください」と地毛での登校を断られた。
同級生らは「何で彼女だけ茶髪でいいの」「地毛じゃなくて染めているよね」などと陰口をたたいた。
社会が変わらない限り、芋づる式で上記の引用のようになる。
これまでの、学校や職場での行き過ぎた黒染め指導は
私たち社会全体が、反省しなければならないことのように思える。
学校ひとつとっても、評判を大切にする学校も問題だが、
『黒髪=真面目、まとも、生活態度がいい』などといった基準で
評判を求めた保護者たちや、地域住民も
問題であると思う。
企業をとっても同様のことが言える。
『黒髪=真面目、清潔、社会人らしい、……』
『黒くない髪=不真面目、不潔、だらしない、……』
などというイメージを持って企業を見ている
私たちお客様も、問題の一つであろう。
すなわち、私たち一人一人が変わらなければ、
大人子ども関係なく誰かのありのままを、
奪い続けることになると、私は思う。
言い過ぎだっただろうか?