発達障害と付き合う、生まれつき茶髪のブログ

発達障害、生まれつき茶髪、左利き…色々なものを持つ女

飛行機と言えば、

飛行機トラブルのニュースを見ていて、4年ほど前の話が思い出されました。

当時私は一人、親戚の家に向かうため

空港で飛行機への搭乗を待っていました。

ところが、機材の整備が長引いて

搭乗開始とはならなかったのです。

 

最終的に、飛行機は使用機材の不具合で欠航してしまいました。

1時間後の便で振替運航するとのことでしたが、

それだけのお知らせにとどまり、

あと何時間で空港を出発できるのかなどは

何一つ知らされませんでした。

強い不安にさらされた私は、

もうすぐ大人だというのに数十分泣いてしましました。

 

というのも、この航空会社は振替運航の準備に時間を要したうえに、

あとどのくらい時間がかかるのか一切教えてくれませんでした。

どうやら最初は、航空券を搭乗ゲートの改札でかざせば、新たな座席番号が出るように

しようとしたみたいです。

しかしそれができずに、近くの窓口で新たな航空券を配布することになり、

3時間も出発まで待つことになってしまいました。

 

待ち時間を伝えたら「長すぎる」「もっと早くして」などと

言われるかも知れませんが、

先行きが見えずに不安な人にとってはありがたいことなのです。

私の場合は待ち時間が長いことよりも

長さが分からないほうが大きなストレスなのです。

終わりが分からないのですから。

どうか、苦情を恐れることなく大体でも教えていただきたいものです。

 

航空会社としては時間をはっきり言わないことで、

一刻も早い運航再開に向けて全力ですという

無言のメッセージを発信しているのでしょう。

それでは、無言のメッセージを受け取れない人は

飛行機に乗って親戚に会いに行くこともできないのでしょうか?

 

知らないことで救われる人もいれば、知ることで救われる人もいるのです。

ひとつの方法だけでは、

航空会社の意図をすべての乗客に伝えることはできないのです。

 

本日は長い文章で失礼いたしました。